黒にんにくができるまで

青森田舎館村 ケイエス青果 黒にんにくができるまで

青森にんにくの生産

黒にんにくができるまで

10月に植え付けし雪の下で春を待ちます

にんにくの収穫は1年に1回だけ。植え付けから収穫、黒にんにくとして出荷できるまでおよそ1年もの期間を要します。毎年10月上旬に植え付けられたにんにくは、発芽した状態で雪に埋もれ長い長い冬を過ごします。この間ににんにくは糖度が増していきます。

黒にんにくができるまで

6月下旬から7月上旬に収穫します

雪の下でじっと春を待ち、雪解けとともにぐんぐん成長したにんにくはようやく6月下旬から7月上旬にかけて収穫されます。収穫されたばかりの新にんにくは瑞々しく、通常販売されているにんにくとはまるで別物です。

黒にんにくができるまで

収穫後乾燥させます

収穫後、手作業でひとつひとつ根や茎を切り落とし、約1ヶ月をかけて乾燥させます。

黒にんにくができるまで

貯蔵庫で保管します

乾燥終了後は、にんにく貯蔵庫で徹底管理のもと、大切に保管されます。

青森田舎館村 ケイエス青果 青森の白にんにく

青森の白にんにく(乾燥にんにく)

青森にんにく(乾燥にんにく)

手作業でにんにくを選別します

にんにくは手作業で選別します。2Lサイズ〜Mサイズなどから規格まですべてにんにく1つずつ丁寧に選定します。

青森にんにく(乾燥にんにく)

丁寧にお尻を削ります

にんにくは土がついた皮をコンプレッサーのエアできれいに白くします。さらにお尻(根っこ部分)を1つずつ手作業で削り、白にんにくとして出荷します。

青森田舎館村 ケイエス青果 白にんにくが黒くなるのは

白いにんにくから黒にんにくになるまで

黒にんにくができるまで

にんにくを熟成させます

真っ白になったにんにくを更に選別し、基準を満たしたものを熟成庫へ入れます。

黒にんにくができるまで

にんにくが徐々に黒くなってきます

熟成することで白いにんにくが徐々に茶色になっていきます。

黒にんにくができるまで

熟成完了

熟成開始から1ヶ月、真っ白だったにんにくは真っ黒になり熟成完了です。さらにその中から基準を満たしたものだけが出庫され、ようやく皆様のお手元にお届けできます。

白いにんにくが黒くなる理由

熟成の途中で起こる糖とアミノ酸の化学反応「メイラード反応」によるものです。そして褐色物質「メラノイジン」を作り出します。熟成の段階で生にんにくは徐々に白から褐色になり、最終的に黒くなります。熟成すると糖度が上がり、生にんにく特有の刺激臭も無くなり、アミノ酸、S-アリル-L-システイン、GABAなどの成分が大幅に増加します。